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田村 文彦; 高橋 博樹; 上窪田 紀彦*; 伊藤 雄一*; 林 直樹
IEEE Transactions on Nuclear Science, 68(8), p.2043 - 2050, 2021/08
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Engineering, Electrical & Electronic)J-PARCのような大強度陽子加速器では、高精度で安定したタイミングシステムが必要である。J-PARCの建設中に開発された既存のタイミングシステムは、2006年の運転開始から大きな問題なく稼働している。しかし、10年以上の運転期間が経過し、信号伝達の主要なコンポーネントである光素子が製造中止となり、今後の長期にわたるシステムの維持が困難となったため、次世代タイミングシステムの開発を行った。新システムは、動作原理の点で既存システムとの互換性を考慮して設計されている。本発表では、次世代タイミングシステムのシステム構成と現状について報告を行う。
Yang, M.*; 上窪田 紀彦*; 田島 裕斗*; 佐藤 健一*; 菊澤 信宏
Proceedings of 22nd Virtual IEEE Real Time Conference (Internet), 5 Pages, 2020/10
J-PARC加速器では独自にタイミングシステムを開発し2006年から運用してきた。その中で機器の故障により25Hzのトリガが抜けが疑われる事例が発生したが、頻度が数日に1回程度であったため数多くの疑わしい機器の中から原因となった機器を見つけるのは困難だった。このようなトリガ異常を監視する目的でFPGAを利用したPLCのカスタムモジュールとしてTriggered Scalerモジュールを開発した。さらに、モジュールにJ-PARCメインリング(MR)の遅い繰り返し(2.48s/5.2s)でのMR用トリガを監視する機能を追加した。モジュール内のスケーラーはMRサイクル内のトリガパルスの数をカウントすることで、トリガ抜けやノイズ混入などのトリガ異常を検出する。このモジュールをJ-PARC制御系に組み入れてテストを行い、トリガ異常を検出することに成功した。これらの成果に関して報告する。